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2011/06/24

幸せな被災者

昨日・・・都内某所にて、困っている初老の男性のお手伝いをした。

街で困っている人をみかけたら、手助けをするのは当たり前だと思っているので・・・特別なことをしたつもりはないのですが、一件落着して、「いや~おのぼりさんだから」しょうがないねぇ~まったく・・・と話し始めたその人、ナント被災地からやってきていた人でした。。。被災者でした。

結婚式の用で出てきたんだって。もう、予定を変えるのもナンだからということで執り行うことになったらしい。。。

宮城県在住だというその人に、「宮城のどのへんなんですか?」と問うと、

「あなたに言って、わかるかなぁ?」と、返される。。。

いやー震災後、宮城県の地名には皆詳しくなってるんじゃない?って思いつつ、私も旅は色々としてきたし、地理は得意なほうだから、わかると思うんだけどなぁ、と伺ってみると、「○○町だよ」

今、ハッキリと思い出せないぐらいだから、全くしらない地名をその人は言うのでした。

気仙沼や、陸前高田・・・だけじゃないんだ、震災がおこった場所は。とそのとき改めて感じました。

「TVでは有名なところ(被害が大きかったところ)しかやらないでしょう。だけど海岸線は繋がっているんだからね。一様にどこも津波の被害には遭っているんですよ」

TVが悪いわけではないが、やはりTVというものは、所詮切り取りでしかないんだなということを思い知らされる。

「うちの町では、180人が死亡しました」

そう言われ、ものすごい数の人が死んでいるのに、この町はそんなでもなかったのかな、と思ってしまう自分に嫌悪感を感じる。

「TVでは、津波がいちどしかやってこないように放映されているでしょう?でもああいうのがねぇ、実際は2度3度・・・きては持っていき、を繰り返したんですよ」

「8メートルだから、そう、あの辺かなぁ・・・」

と、その男性はビルの高いところを指差して、当時の光景をまざまざと語り続ける。

「あなたに想像できますか?あのへんまでの高い波がやってきて、すべてを、なにもかもを、一瞬で飲み込んでいくんですよ」と問われ、

あたしはぶんぶんぶんと、ただ無言で首を振る・・・全身にトリハダをたてつつ。この日の東京の気温30℃・・・

男性はなおも続ける。

「たとえ生き残ったとしても、家もない、家族もいない、仕事もない・・・そんなひとがいっっっぱいいるんです。おかしくもなりますよ。これから自殺者も増えるでしょう。。。」

それは、容易に想像ができる現実。

「このクソ厚いのに、冷房のない体育館ですごさなきゃいけない。ハエやダニが大量発生したり、悪臭に悩まされているんです」

「私は幸い、家も津波の被害に遭わなかったし、仕事は引退して年金暮らしだから・・・まだ幸せな被災者なのかもしれません」

と、ここでタイムアップ。待ち合わせをされていた奥様が茶目っ気たっぷりに笑顔で登場し。。。

ああ、よかった。聞けなかったけど、奥様もご無事だったようです。。。

「お前まったく・・・この人にすごいお世話になったんだぞ」と奥様に私に謝るよう冗談をいうだんな様・・・」

最後は二人とも笑顔で、その場を去っていった。

・・・・

これまでずっと、考えてきた。

被災地のために、いまここで、私たちにできることは何なのかということ。

周囲の人々にやさしくすること、助けあうこと、

それもまた、まわりまわって、めぐりめぐって、被災地のためになるのではということ。

町で居合わせた、あなたのそのとなりの人、

ひょっとしたら被災地からやってきている人かもしれませんよ?

□本日のごはん□

朝:スタバのラップサンドとコーヒー

昼:おべんとう。写真がない日は誰かと一緒にたべていて撮影ができないときが多いです。今日も3人におかずに何が入っているかをチェックされたけど、今日は野菜が多すぎのヘルスィーべんとうでした。もうちょいたんぱくしつをいれるべきでした。

110623_194601夜:エスカルゴ、赤ワイン

ここにたどり着くまでに、チーズやらポテトチップスやらをつまんでいます。

エスカルゴ超ひさしぶり~あたしの記憶が確かなら、フランスで食べた以来かも。おいしかった♪コストコで買ってきました。

ワインもコストコで買ったやつ。

さいきん夜はさらに節電をと思い、ろうそくの明かりだけですごす日も。

□本日のつぶやき□

昨日はいろんなことを考えさせられた。

そしてやっぱり、行かなきゃはじまらないッ!って気持ちも、いちだんと強くなった。

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コメント

ずっと拝読しています。
少しお姉さんだと思うけどサブさんの方が大人だなhappy02

私はサブさんのこういう感覚が大好きというか尊敬していてずっとお邪魔しているのだと思いますheart02

私も結局募金したり知り合いのつてで化粧品等を送るぐらいしかできずもどかしい。
そして、私の大好きな人もサブさんのお知り合いのようにひっそり現地に行きさらっとお手伝いして来たと知りもっと好きになりました。

ところで、その人が夏に開催のトライアスロンに出るので差入れというかプレゼントしたいのですが運動音痴な私はエアサロくらいしか思いつかずdown
何かアドヴァイス頂けたら嬉しですhappy01

投稿: KANAKO | 2011/06/25 午後 08時28分

こんばんは。
ずっと読んでいてくださっている方っていらっしゃるんだなーって。

うれしくて、恥ずかしい・・・ありがとうございます。

さて、トライアスリートにプレゼントですかーーー。う~ん。

私が某レースのとき、恋愛感情のない異性にですが、

「すっごく疲れてどうしようもないとき、いざってときに、これを食べて!」

と、沖縄のお土産の黒砂糖?きなこ??のお菓子みたいなのを貰ったことがありました。
なんだかすごーくその気持ちがうれしかったのを覚えています。
結局食べなかったのですが、お守りのようにず~っと最後までポーチに入れて走っていました。

そんなことを思いだしました。
でも気持ちがこもっていたら、どんなものでもうれしいと思いますよー

投稿: sub | 2011/06/27 午後 08時34分

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